マッチングアプリで独身装い女性と交際　既婚がバレて罵倒されたことで逆ギレし殺害

タイ西部プラチュアプキリカン県バンサパン郡でこのほど、マッチングアプリを通じて知り合い、付き合っていた女性（21）を絞殺し、死体を遺棄した疑いで22歳の男、アヌワット容疑者が逮捕された。痴情のもつれが原因の殺人とみられる。

警察によれば、同県に隣接する西部ペチャブリ県カオヨイ郡の国道沿いの草むらから身元不明の若い女性の遺体が見つかり、その後の捜査で南部プーケット県出身の女性で、容疑者と付き合っていたことなどが判明した。

容疑者の自供によれば、女性とは今年４月のソンクラン祭のころから深い関係になっていたが、６月３日に２人がペチャブリ県を車で移動中、容疑者が妻からの電話に出たことで、容疑者に妻のいることを初めて知った女性が激怒。大声で男性を責め立てて頬を平手打ちにした。これに容疑者が逆ギレして女性を絞め殺した。その後、容疑者は遺体を車に載せたまま適当な場所を見つけるためにしばらく運転し、同県カオヨイ郡の国道沿いに遺体を遺棄したとのことだ。