タイ南部で学校幹部が集団不正か 給食事業・奨学金基金・教材調達で10年以上ごまかし
タイ南部ソンクラ県ハートヤイ郡のサマーンクンウィタヤターン校(学生数・約1700人)で校長など複数の幹部が不正を働いていた疑いが浮上。警察庁の中央捜査局(CIB)、反腐敗課、犯罪制圧課(CSD)が共同で捜査に乗り出している。
これら学校幹部は、給食プロジェクト、奨学金基金、教材調達などで不正を続けてきたとされ、被害額は200万バーツを超えるという。この不正疑惑は、同校の複数の教師による告発で発覚した。 警察は不正を裏付ける証拠を見つけるためにすでに関係か所を家宅捜索しているが、10年ほど前から不正が繰り返されていた可能性があるとのことだ。