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チャチュンサオ県で人体の一部が発見 誘拐された中国人女性か 容疑者はすでに香港へ

バンコクに隣接する東部チャチュンサオ県ムアン郡(県庁所在地)の空き地から人のものとみられる骨や脚などが見つかった。タイ警察では、2週間ほど前にバンコクで誘拐された中国人女性(38)のものである可能性が高いとみている。誘拐事件を捜査している首都圏警察の捜査官らが7月13日正午ごろ、現場を訪れた。

この事件では、容疑者がバンコクでレンタカーに女性を乗せ、2日にチャチュンサオ県方面に向かったこと、そして翌3日に容疑者がスワンナプーム空港から香港に向かったことなどが報じられている。関係筋によれば、容疑者が使ったレンタカーのGPS装置のデータからチュチュンサオ県ムアン郡の養魚場周辺に行っていたことが判明。その後、警察が周辺を捜索して女性の焼け焦げた所持品や遺体の一部とみられる骨などを発見するに至ったという。また、バンコクの警察病院付属科学捜査研究所のスピチャイ所長によれば、女性が過去に受けた手術の痕跡とみられるものが発見された骨に認められたとのことだ。

なお、タイ警察によれば、被害者の可能性が高まっている中国人女性の家族が在タイ中国大使館に駆け込み、この女性を誘拐したという者から100万中国人民元(約500万バーツ)を要求するとともに、警察や中国大使館に接触するなという連絡があったとして助けを求めたとのことだ。

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