12歳の少女強姦事件 容疑者13人のうち5人が出頭 容疑者擁護の教師も起訴へ
タイ最南部3県のひとつ、ナラティワート県で先ごろ起きた12歳少女強姦事件で、16歳の少年を含む容疑者13人のうち5人が8月6日までにタークバイ署に出頭した。容疑者は全員、保釈が却下され、ナラティワート地方裁判所で判決を言い渡されることになった。
関係筋によれば、事件が発覚したのは、バンコクに隣接するノンタブリ県在住の女性が、「妹がナラティワート県で複数人に襲われた。今ノンタブリ県で妹を匿っている」などと女性の性被害問題に取り組んでいる活動家に明かしたことが発端という。
この少女は今年5月10日から6月8日までにタークバイ郡の村で5回にわたり強姦されたというが、犯人の何人かは少女の兄の友人とその親戚だった。容疑者の1人は、「少女をホテルに連れ込んで仲間を呼んだ」と供述している。
このほか、この事件に関連して、事前に少女の同意があったことを示唆する書き込みをネット上に投稿したナラティワート県の教師がいるとされ、同活動家はこの教師を訴える準備を進めている。