大学生殺害・放火容疑でトランスジェンダーを逮捕 性交渉の代金めぐるトラブルか
バンコクに隣接するノンタブリ県ムアン郡(県庁所在地)のアパート内で男子大学生が刃物で刺された後に体を焼かれた状態で死亡しているのが見つかった事件で、警察は8月8日、中部ナコンサワン県パユタキリ郡でトランスジェンダー(21)を殺人や放火の容疑で逮捕した。女性の外見をした同容疑者は取り調べのためにノンタブリ県ラタナティベート署に移送された。
関係筋によれば、被害者はトゥラキットバンディット大学の1年生で、防犯カメラに容疑者と一緒にいる映像などが残されていた。報道によれば、被害者が容疑者と性的関係を持とうとしたが、その代金を巡って喧嘩になり、容疑者が被害者の頭部や胸部を刃物で切りつけた後、シーツ状の布をかぶせて火を付けたという。容疑者は犯行後、盗んだオートバイで生まれ故郷のナコンサワン県に戻っていたところを警察に逮捕された。