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レッドブルひき逃げ事件 見返り目当てに容疑者を庇護した疑いで元警察トップら8人起訴

エナジードリンク大手「レッドブル」創業者の孫ウォラユット容疑者が2012年にバンコクで起こした交通死亡事故で、検察当局はこのほど、ソムヨット元警察庁長官、ネイト元検察庁副長官ら8人を同事故の扱いが不適切だったとして起訴した。

この事故は、容疑者が交通量の少ない早朝に高級外車でバンコク都内を暴走し、オートバイの警察官をはねて死なせ、そのまま逃走したというもの。容疑者がタイのトップクラスの富豪の出であることから、事故発生当初から警察関係者などが見返りを目当てに容疑者の罪を隠蔽したり、軽くしようと画策したとされ、国民の間から「金持ち故の特別扱い」といった反発がわき起こった。 今回の検察による8人の起訴は、ウォラユット容疑者のケースの扱いに関して重大な瑕疵があったとする国家汚職制圧委員会(NACC)の判断に基づいたものという。

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