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バンコクの屋台でメタノール密造酒販売 飲酒による死者が6人に増加 

バンコク都内の屋台などでメタノール(メチルアルコール)を混ぜた密造酒が売られ、これを飲んだ人が次々に体調不良を訴えて病院に担ぎ込まれ、死者や重症者が出ている事件で、保健省医療サービス局はこのほど、8月28日までに死者数が先の発表の4人から2人増えて6人となったことを明らかにした。

安価なメタノールを用いることで安い密造酒を造ることができるが、メタノールは人体に有害であり、視神経や網膜にダメージを与えるほか、重症の場合は死亡することもある。世界に目を向けると、インド、ロシア、インドネシア、チェコなどでメタノール入り密造酒を飲んだ者が多数死亡する事件が起きている。しかし、タイではメタノール入り密造酒で死者が出るような事件は過去にほとんど起きていなかった。

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