ロッブリの民家で飼い犬のアメリカンブリー3匹に襲われて男性死亡 両耳をかみ切られる
バンコクの北約150キロに位置する中部ロッブリ県からの報道によれば、8月30日夜、同県ムアン郡(県庁所在地)の民家でこの家に住む男性(18)が飼い犬のアメリカンブリー3頭に襲われて死亡する事故が起きた。
アメリカンブリーは、アメリカンピットブルテリアを家庭犬用に改良した犬種で、温和で愛情深く、一般家庭で飼育しやすいとされるものの、攻撃的で危険な一面も持つ。3頭は男性の兄(23)が1週間ほど前から2階の部屋で飼い始めたもので、防犯カメラには、男性が2階の部屋に入って犬に襲われ、部屋から逃げ出したものの、ドアをロックしなかったため、追いかけてきた3頭が男性を攻撃し続けたことを示す映像が残っていた。
男性は頭部や胴体に深い傷があり、両耳はかみ切られてなくなっていた。事故は男性が家に1人でいた際に起きており、帰宅した家族が男性が死亡しているのを発見した。兄によれば、3頭は家に連れてきてから家族に攻撃的だったことは一度もなかったとのことだ。