バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

BBCが舞台の巨額不正融資事件事件 主犯格のインド人が恩赦で釈放 服役期間は15年

バンコク商業銀行(BBC)を舞台にした巨額の不正融資事件で有罪判決を受け服役していたラケシュ・サクセナ同行元顧問(インド国籍)がこのほど、7月28日のワチラロンコン国王陛下の72歳の誕生日に因んだ恩赦で釈放された。15年服役した同元顧問(72)は間もなくインドに戻る見通しだ。

元顧問は1993年から95年にかけてBBCで投資家への融資などに携わっていたが、同行が巨額の債務を抱えて経営破綻した後、7500万米ドルの横領容疑で逮捕状が出たことから国外逃亡。その後、逃亡先のカナダで身柄を拘束され、タイで裁判にかけられることになった。

同元顧問は複数の罪で禁錮合計335年の刑が言い渡されたが、法律では刑期に上限が設けられていることから、結局、禁錮20年となった。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次