中国人が違法経営する火鍋店が特殊詐欺に関与か 店内にギャンブル広告 都庁に調査指示
下院警察委員会はこのほど、バンコク都庁に対し、ディンデン区ラチャダピセーク通りなどで増えている、中国の伝統的な鍋料理を提供する火鍋店が特殊詐欺などの犯罪に関与している疑いがあるとして調査を実施するよう指示した。
同委員会のチャイチャナ委員長(民主党所属)によれば、火鍋店は店舗を違法に改造しているものもあり、店内は違法ギャンブルの広告で溢れているという。
同委員会はこれらの店が観光ビザで入国を繰り返している中国人が違法に経営していたり、特殊詐欺などにかかわっていたりするのでないかとも疑っている。委員長によれば、バンコクでは、ラチャダピセークやホワイクワン以外でもこのような火鍋店が最近、増加傾向にあるとのことだ。