仮想通貨マイニングのため電気窃盗 電気代が激減したことで家宅捜索受け犯罪発覚
西部カンチャナブリ県タームアン郡で関係当局がこのほど、電気を窃盗して仮想通貨のマイニングを行っていたとみられる10カ所を家宅捜索した。
仮想通貨(暗号資産)のマイニングとは、取引内容を承認し、取引を成立させる作業のことで、これによって報酬を得ることができる。この作業にはマイニング用に改造したパソコンなどが使われるが、その消費電力は通常のパソコンを上回る。
法務省特別捜査局(DSI)によれば、以前に月25万バーツを超えていた電気使用量が数百バーツに激減していたことから、地方電力公社(PEA)が不審に思い、電気窃盗を疑ったとのこと。今回、捜査された10か所ではPEAが取り付けた電気メーターが改造されていた。