偽ブランドの缶入り粉ミルクを製造・販売していた容疑で中国人とタイ人を逮捕

バンコクの西隣ナコンパトム県で偽ブランドの缶入り粉ミルクを製造、販売していた容疑で中国人１人とタイ人２人が逮捕された。

警察の消費者保護課の係官がナコンチャイシー郡内の２カ所を家宅捜索し、米アボット社のブランド「エンシュア・ゴールド」に似せた缶入り粉ミルク5375個を押収するとともに、所持・販売などの容疑で中国人の男１人とタイ人の男女２人の計３人を捕らえた。

タイ人の女は取り調べに対し、別の中国人の男に雇われて、缶入り粉ミルクを民間の運送会社を使って客に送って、月に１万6000バーツの報酬を得ていたと自白した。女は15日ほど前から働いており、１日に100～200件の注文先に粉ミルクを送っていたという。