57歳の廃品回収業の男が3人を射殺 過去の逮捕を恨んでの犯行か タイ東北部
タイ東北部ノンブアラムプー県シーブンルアン郡でこのほど、57歳の男がバンタキアントン村で男性(54)とその娘(28)を射殺したあと、オートバイで隣の村に移動し、そこで道路掃除をしていた男性(68)を至近距離から射殺して逃走するという事件が起きた。
容疑者は11月28日、警察に出頭して逮捕された。容疑者は道路掃除の男性の頭部に発砲し、倒れたその男性にとどめを刺すよう連射。その後、容疑者は近くのベンチにいた女性の方に突進したが、女性はかろうじて逃げおおせて無事だったという。 警察によれば、容疑者は廃品回収業の男。最初に殺害された男性は過去に自分のキャッシュカードを使って容疑者が政府からの給付金1万バーツを盗んだと警察に訴えたことがあり、また、この訴えに伴い治安ボランティアをしていた道路掃除の男性(死亡)が容疑者を逮捕していた。