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住宅の電力線設置で手抜き工事 住民の大学講師が自宅ゲートに触れ感電死 ソンクラ県

タイ南部ソンクラ県ハートヤイ郡で先ごろ、洪水で腰まで冠水している中、自宅の家の鉄製ゲートを閉めようとした大学講師の男性が感電死する事故が起きた。

地方電力公社(PEA)が調べたところ、芯がむき出しになった電力線がゲートに接触し、ゲートに電流が流れていた。ゲートに何度も接触したことで電力線の被膜が破れた。電力線の露出部分は皮膜が二層のものを使用するという規則があるが、その電力線は被膜が一層しかなかった。

この手抜きにより事故が起きたのは住宅団地のうちの1軒で、周辺の住宅の電力線も規則違反の被覆が一層のものが使われていたことから、PEAは急遽、電力線を取り替えることにした。 また、この規則違反の責任をとり、住宅団地のディベロッパーが感電死した講師の遺族への支援に同意したという。

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