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ミャンマーの領海内で拿捕された漁船とタイ人乗組員 返還および解放はいまだ実現せず

タイの隣国ミャンマーの領海内でミャンマーの巡視艇がタイの漁船に発砲して死傷者を出した後に漁船を拿捕し、乗組員を連行した事件で、ミャンマー側は12月6日にもタイ当局の要求に応える形で、乗組員のうちタイ人4人を解放すると報じられていたが、7日時点でも4人の解放は実現していない。

タイ側はタイ・ミャンマー国境委員会を通じて4人の解放と漁船の返還を引き続き求めてゆく方針という。

関係筋によれば、乗組員と漁船の返還に関しては、これまでのところ同委員会のタイ側委員がミャンマー側委員と電話で話す程度のことしか出てきおらず、折衝は進んでいないのが実情だ。

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