漏電していた街路灯に接触した33歳の米国人男性が感電死 プーケット県
タイ南部プーケット県タラーン郡テープクラサトリーで先ごろ、道路を歩いていた米国人男性(33)が滑って転んだ拍子に漏電していた街路灯に接触し感電死する事故が起きた。通行人がすぐに助けにやって来たが、脚が街路灯に触れて感電している男性をなかなか街路灯から離すことができなかった。
その後、電力供給サービスを担う地方電力公社は、同様の事故発生を防ぐため漏電していた街路灯への電力供給を遮断した。
日本の標準電圧は100ボルトと低く、世界的に見るとここまで電圧が低く設定されているのは北朝鮮と日本くらいという。一方、電圧が220~240ボルトの国が圧倒的に多く、タイの標準電圧も220ボルト。このため、100ボルトに比べると危険度が高く、洪水で冠水したところなどで漏電が原因で感電死する事故が時折報告されている。