バンコク都内で外国人を含む物乞い12人逮捕 銀行預金100万バーツのタイ人女も
タイ関係当局は12月12日夜、バンコクで物乞いの一斉取り締まりを行い、外国人を含む12人の物乞いを逮捕した。タイでは物乞い行為は法律違反で、有罪となれば、1カ月以下の禁錮刑もしくは1万バーツ以下の罰金刑あるいは双方が科せられる。
タイでは「物乞いは非常に儲かる」とされているが、今回逮捕された物乞いのタイ人女は31万1300バーツの現金を所持していたほか、銀行に約100万バーツの預金があった。女は取り調べに対し、「物乞いで貯めた金」と説明した。
「アソーク交差点からナナ地区にかけてのスクンビット通りに物乞いが多い」との苦情が以前から寄せられていることから、警察が一斉取り締まりを実施。逮捕者の内訳は、タイ人8人、カンボジア人2人、ラオス人1人、ミャンマー人1人。