不正資金洗浄容疑でタイ人とマレーシア人の夫婦逮捕 「賭博サイトの関係者に誘われた」
タイ警察はこのほど、バンコクに隣接するノンタブリ県で、オンライン賭博サイトを対象にマネーロンダリング(不正資金洗浄)を行っていた容疑でタイ人の妻とマレーシア人の夫を逮捕した。
関係当局はバンコク都、サムットプラカン県、アユタヤ県、ノンタブリ県の5カ所でオンライン賭博関連の犯罪取り締まりを実施。ノンタブリ県ムアン郡(県庁所在地)ではタイ人とマレーシア人の夫婦を逮捕し、現金400万バーツ、金塊45.6キロ、高級腕時計2個、高級バッグ16個、乗用車1台、預金額1300万バーツあまりの通帳などを押収した。逮捕されたタイ人妻は取り調べに対し、会社を設立して酒の販売やエビ養殖などのビジネスを行っていたが、賭博サイトの関係者から頼まれてマネーロンダリングに手を染めるようになったと供述している。