地方電力公社が違法架線に法的措置 民間企業や一部国営企業が通信ケーブルを勝手に架設
バンコクを含む首都圏を除く地域で電力供給を担っている地方電力公社(PEA)は先ごろ、民間企業や一部国営企業が通信ケーブル架設に勝手にPEAの電柱を使っていることから、このような違法行為に対し法的措置を講ずると発表した。
プラシットPEA副総裁は、「電柱を利用した通信ケーブル架設はずっと以前から続いている問題。アヌティン副首相兼内相からこのほど、問題解決に速やかに取り組むようPEAに指示があった」と報告した。
この問題を解決すべくPEAは民間会社などと調整を進めてきたが、通信回線の需要は増大し、電柱に仮設される通信ケーブルも増化するばかり。なかには許容限度を超えてケーブルが架設されている電柱もあるとのことだ。