カオサン通り近くのホテルで火災発生 3人死亡 内務省がタイ全国で消防検査へ
12月29日夜、バンコク都カオサン通り近くのエムバーホテルで火災が発生して3人が死亡、複数人が負傷したことを受けて内務省は30日、全国の知事に対し、ホテル、観光施設、娯楽施設の消防検査を実施するよう指示した。
また、内務省のトライスリー広報官によれば、今回のホテル火災が諸外国によく知られたカオサン通り近くで起きており、タイの観光業に影響が及ぶ恐れがあることから、アヌティン内相がチャチャート都知事と関係当局に対し、火災の原因を速やかに突き止めるよう命じた。
この火災でブラジル人男性(24)が死亡し、ウクライナ人男性(27)と米国人男性(35)が重傷を負ったほか、タイ人2人、日本人男性1人、日本人女性1人、オランダ人男性1人、オランダ人女性1人、中国人男性1人、国籍未確認の外国人女性1人が負傷した。