タイ最南部 学校の近くで爆弾が爆発 警官3人負傷 過激派の犯行か
タイ最南部3県のひとつパタニ県で1月3日午前10時半ごろ、何者かが仕掛けた爆弾が爆発して警察官3人が負傷する事件が起きた。爆発が起きたのは学校の近くで、移動式道路標識のバッテリーボックスに入れられた爆弾が爆発し、検問所設営中の警察官が負傷して最寄りの病院に搬送された。
関係筋によれば、最南部では2004年1月4日にイスラム過激派とみられる武装集団がナラティワート県内の軍施設を襲撃し、兵士4人を殺害して銃400丁あまりを盗む事件が発生しており、それ以降最南部では過激派によるとみられるテロ攻撃が頻発するようになった。今回の事件は21年前の事件発生日に合わせた犯行の可能性があるという。