中国人対象のボランティア警官訓練コース 受講料約4万バーツ 首都圏警察幹部が関与か
首都圏警察や警察庁中央捜査局(CIB)が中国人を対象にボランティア警察官訓練コースを設けて受講者から1人当たり3万8000バーツの料金を取っていたとされる問題で、首都圏警察が幹部2人を異動したことが1月4日までに明らかになった。
私立サイアム大学も関与しているとされるこの問題は、最大野党・人民党のサシナン議員が疑問を呈したことなどでマスコミでも取り上げられることになった。警察当局は関与を否定している。
関係筋によれば、関与が疑われている首都圏警察幹部2人については、同コースに関連して金銭を受け取っていたことが判明すれば、刑事でも罪に問われる可能性があるという。