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タイ人妻殺害の英国人を逮捕 英国で犯行後、タイに戻りカンチャナブリの大学で講師に

2004年に英国でタイ人妻を殺害した罪に問われている英国人の男(62)がこのほど、大学で英語を教えていたタイ西部カンチャナブリ県で逮捕された。英当局が指名手配中の同容疑者は速やかに本国に送還される見通しという。

関係筋によれば、容疑者はタイの学校で英語を教えていた際に女性と知り合って1991年に結婚し、しばらくして一緒に英国に移り住んだ。2人の間には2人の子供がいたが、2004年に女性が失踪。実際には女性は死亡し、遺体も見つかっていたが、身元不明人として埋葬されていた。

その後の鑑定技術の向上に伴い、2019年になって初めて女性の身元と他殺の可能性が高いことが判明。女性の両親によれば、失踪前に英国からの電話の中で女性は、夫から暴力を受けていると話していたという。

容疑者は再びタイに戻ってカンチャナブリ県に住み着き、同地の大学で英語を教えていた。

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