検問所でトラックの積み荷から絶滅危惧種のセンザンコウ見つかる
タイ西部プラチュアプキリカン県サムロイヨート郡で3月2日午後8時ごろ、警察が路上に検問所を設けて通行する車両の積み荷などをチェックしていたところ、ピックアップトラックの荷台に積まれて木材の中からワシントン条約で絶滅危惧種に指定されているセンザンコウ76頭が袋に入れられた状態で見つかった。
逮捕された運転手の男(45)は警察の取り調べに対し、これまでに2回頼まれてセンザンコウを運んだことがあり、1回につき8000バーツを得ていたと明らかにした。
東南アジアなどに生息するセンザンコウは鱗を持つ唯一の哺乳類であり、中国などでは鱗が漢方薬の材料として珍重されている。