2425万バーツ相当の密輸鶏足をタイ警察が押収 鳥インフル検査へ タイ中部
バンコクの西隣で、タイ湾に面する中部サムットサコン県でこのほど、密輸されたとみられる2425万バーツ相当、346トンに及ぶ鶏足を警察がムアン郡(県庁所在地)の施設で発見し押収した。
鶏足はタイ料理の食材として使われるものだが、鳥インフルエンザに感染して死んだ鶏の足の可能性があることから、感染の有無を調べる検査が行われる予定だ。
東南アジアでは20年以上前、鳥インフルエンザが猛威を振るい大量の鶏が殺処分され、鶏肉の輸出などが大打撃を受けたことがある。当時タイでは鳥インフルエンザで死んだ鶏をしっかり加熱調理しないで食して数十人が死亡している。