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1500万バーツ相当のデートレイプドラック横流し容疑で警察病院勤務の女医逮捕

バンコク中心部の警察病院に勤務する女医であるアンチュリー容疑者が、1500万バーツ相当の抗不安薬「アルプラゾラム」を横流しした疑いなどで逮捕された。商標名Xanax(ザナックス)のアルプラゾラムは、デートの際に飲み物に混ぜ女性に飲ませることで短時間記憶をなくさせ、その間に強姦するという犯罪に使われていることから「デートレイプドラック」と呼ばれている。

タナキット副保健相によれば、警察は容疑者が死亡した患者の名前で処方し入手したアルプラゾラムを少なくとも11のクリニックに転売して8000万バーツほどの収入を得ていたという。

この女医はバンコク都パヤタイ区にある警察寮の一室に1500万バーツ相当のアルプラゾラムを保管した。すでに警察が押収し、管理者も逮捕した。

同医師による大量のアルプラゾラム横流しは、過去3年間に大量のアルプラゾラムが売買されているとの保健省食品医薬品局(FDA)の報告で発覚。横流しには政府職員6人が関与していた。

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