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教師が過重労働で自殺か 押し付けられた経理の仕事が負担に 教育省が調査へ

タイ東北部ブリラム県チャムニ郡の学校に勤務する女性英語教師(39)が先ごろ、自室で死亡しているのが見つかった。自殺とみられている。身体的、精神的にきついと書かれた5枚に及ぶメモが残されていたことから、教育省が働き方に問題があった可能性があるとして同教師の勤務状況などを確認するため調査を開始した。

関係筋によれば、女性教師は経理の仕事も任されていたが、学校側の金銭や領収書などの管理が杜撰であり、教育に直接的に関係のない仕事に多くの時間を割かれるのが負担となっていたようだ。メモには授業の進め方など教育関連の悩みは記されていなかったという。

教育省の担当者によれば、比較的小規模の学校では少ない人員が学校運営のすべてをこなす必要があり、教師などにとって大きな負担になっているとのことだ。

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