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スコータイ歴史公園での日本人女性殺害事件 フランス人男性の似顔絵公開

バンコクの北約360キロに位置する中部スコータイ県スコータイ歴史公園内で2007年11月のロイクラトン祭り(灯籠流し)の夜に大阪市の劇団員、川下智子さん(当時27)が何者かに刃物で刺されて死亡しているのが見つかった事件で、タイ法務省特別捜査局(DSI)は6月25日、この事件の解決に向けてフランス人男性の似顔絵を公開した。この事件は2027年に時効を迎える。

男性は事件発生当時に事件現場近くで目撃されており、事件について何かを知っているとも考えられ、タイ当局は容疑者特定に繋がる可能性があるとみている。

DSIによれば、観光客としてタイに入国したこの男性は事件の翌日にタイを出国。年齢は当時35~40歳、現在53~58歳。色白、細身で身長は170~180センチ。

タイ当局は証拠が集まらず、6年前にこの事件の捜査を中断したが、「2010年に死亡した男性が容疑者」との情報を得て、その男性の火葬された遺骨を用いて被害者の着衣に残されていたものとのDNA鑑定を行うとしたが不成功に終わった。しかし、これがきっかけで捜査が再開されることになった。

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