タイ南部・北部で相次ぐ不審物・爆発物発見 当局が警備を強化
タイ南部のプーケット県やソンクラ県、北部のチェンマイ県などで不審物や即製爆発装置(IED)が相次いで見つかったことから治安当局は警備を強化している。
プーケットでは容疑者の男(29)が爆発物2個を建築現場近くに埋設したと供述したことから爆発物処理班が出動し、捜索犬を使ってスリン海岸一帯を捜索する事態となった。
なお、タイ南部はイスラム教徒が比較的多いが、集中しているのは最南端3県(ナラティワート、ヤラ、パッタニ)。20年以上前からイスラム過激派によるとみられるテロ事件が頻発しており、大勢の市民が死傷している。