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高2男子が数学の試験結果に不満で教師を暴行 教育相が調査指示

タイ中部ウタイタニ県の私立学校で、中学5年(高校2年)の男子生徒が数学の試験結果に不満を抱き、採点した女性教師に暴力を振るう事件が起きた。そのためナルモン教育相は、私学教育委員会(OPEC)に事実関係の調査を指示したことを明らかにした。

教育相によれば、問題が起きた学校は私立であるため政府が直接運営方針に介入できないが、報道だけでは判断できないとして調査を命じたという。暴行が事実であっても、学業に伴うストレスや健康問題が背景にあった可能性も指摘されるとしている。

なお、この生徒は停学後、退学となった。教育現場の安全確保と精神的支援の必要性が浮き彫りになった。

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