バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

スパンブリ県の花火工場爆発事故 500キロを超える爆発物を敷地内に保管

タイ中部スパンブリ県で1月17日に犠牲者23人あまりの爆発事故が起きた花火工場について、バンコクの西隣ナコンパトム県に位置する警察科学捜査センターのカムトーン所長は1月19日、爆発の衝撃で地面にできた大きな穴などから推測するに同工場には花火や原材料などの爆発物が少なくとも500キロはあったとの見方を示した。花火工場は広い敷地内に複数の建物があり、建物内に保管されていた花火や材料が連鎖的に爆発したと見られている。

現場検証では爆発の痕跡を示す地面の穴が合計23個見つかっており、最も大きなものは縦約5メートル、横約5.3メートル、深さ約1メートルあった。また、消息筋によれば、花火工場は操業許可の更新のために年に1度検査を受ける必要があったものの、工業省が確認したところ、爆発した工場は今まで1回も検査を受けたことがなかったとのことだ。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次