惨殺された被害者の夫を誤認逮捕の上、拷問 虚偽自白強要 真犯人は警官の息子
タイ東部サケオ県アランヤプラテート郡で女性を惨殺した若者グループが逮捕されたが、警察当局はこのほど、地元警察が容疑者グループを逮捕する前に被害女性の夫を誤認逮捕。さらに、地元の警察官2人がこの男性を拷問して「妻を殺害した」と虚偽の自供をさせていたことが判明したと発表した。若者グループの主犯格は同警察署警官の息子だった。
スラチェート警察庁副長官によれば、警官2人のうち1人は冷房を効かせた寒い部屋で男性の衣服を脱がせ、もう1人は男性の頭に黒いポリゴミ袋をかぶせるなどしたとのことだ。警察はこれらの警官についてはまだ余罪があるとして調査を継続する方針。