スイス人男がタイ人妻の殺害認める 畑に遺棄 口にトランプ詰めテープ貼り付け
東北部ナコンラチャシマ県コンブリ郡でスイス人(53)を夫に持つタイ人女性オラタイさん(46)が3週間ほど前から自宅に戻らず、行方不明となっていたが、1月29日、自宅から約6キロ離れたトウモロコシ畑で遺体で見つかった。タイ警察当局によれば、夫が殺害を認めており、「誤って死なせてしまった」と供述しているという。
この夫は29日、警察署を訪れて、警察に渡していた旅券を返してほしいと要求。その後、警察官の質問に答えているうちに妻を殺害したことを認めた。夫は口論の末、怒りのあまりオラタイさんの首を絞めて殺害した後、遺体をオートバイで運びトウモロコシ畑に遺棄したと供述。その後、畑からオラタイさんの遺体が見つかったが、オラタイさんの口の中にはトランプの札が詰められ、口には粘着テープが貼られていたとのことだ。
オラタイさんは前夫もスイス人で、前夫の死去に伴い1300万バーツ相当の遺産を相続。親族が先ごろ、遺産目当ての殺害を疑い、ダイバーに自宅近くの湖の捜索を依頼したが、手がかりは何も見つかっていなかった。