警察関係者が押収した薬物を持ち出し売却か タイ南部
タイ南部ナラティワート県では警察が押収した覚醒剤が盗まれて売却された可能性があることから、同県警察本部長は1月8日、「覚醒剤を盗んで売却した警察官は誰であろうと懲戒処分とされ、刑事訴追されることになる」と強調した。
これまでの捜査で警察官1人の関与が強く疑われており、現在、この警官の処分に関する許可を待っているところ。警察関係者によれば、昨年11月、警察は同県スンガイコロク郡で約300キロに及ぶ覚醒剤を押収したものの、警察発表では押収した覚醒剤はわずか90キロとされており、200キロ以上が行方不明となっているとのことだ。