中学生が級友を刺殺 「いじめに耐えられなかった」と供述 バンコク
バンコク都スアンルアン区のバンコク都庁管轄の学校で1月29日、中学2年の男子生徒(14)が級友の男子生徒をナイフで刺殺する事件が起きたが、警察当局は同日、容疑者の生徒が取り調べで「被害生徒から2週間にわたっていじめを受けていた」と供述していることを明らかにした。容疑者については、特別支援が必要な生徒との情報もあるが、バンコク都庁担当者は発達障害の有無については言及を避けている。
警察によれば、容疑者は2週間ほど前から何度も頭や顔を殴られたり、タバコを買うのに必要だと言われて20バーツを強請られたりしており、「いじめに耐えられなくなって犯行に及んだ」と説明している。