5年前の交通事故で男児が下半身不随に 最高裁が保健省に賠償命令
東北部コンケン県のチュムペー地方裁判所で1月17日、5年前の交通事故で半身不随となった現在5歳の男児の家族に対する270万バーツの損害賠償を保健省に命ずる最高裁判所の判決が読み上げられた。
この事故は同県シーチョムプー郡で保健省の運営する医療機関のピックアップトラックがオートバイに衝突したというもの。オートバイは父親が運転し、その後部にまだ1歳にもならない赤ん坊を抱えた母親が乗っており、この事故で赤ん坊が負傷し半身不随となった。このため、両親が保健省などを相手取り損害賠償を求めていた。