悪徳警官が停職処分 2000バーツの罰金支払えない女子学生に性交渉強要
タイ警察当局によれば、東北部ヤソトン県でこのほど、警察大尉が女子学生を強姦したとの疑いが浮上したことで、警察当局がこの警官を停職として事実関係解明の調査に乗り出した。
この学生はヘルメットを着用せずに無免許でオートバイを運転していたところ、同県パーティウ郡の警察署近くで警察大尉に呼び止められ、罰金2000バーツを払えなかったことから性交渉を強要されたという。
その後、この顛末を女学生がネット上に投稿したところ、これを見た人から警察に調査を要請する声が上がり、トーサク警察庁長官が調査を指示するに至った。警察庁は、調査で警官の犯行が裏付けられた場合、この警官には刑事罰が科されることになると説明している。