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タイ警察が金製品の偽物に注意喚起 過去3年間の被害は総額3500万バーツ

タイ警察庁科学捜査室(PFSO)は2月7日、中国春節(旧正月)で金製品を購入する人も多いと予想されるが、金製品の中には偽物もあるため、危険を避けるべく信頼できるところから金製品を購入するよう呼びかけた。

金製品の偽物としては、比重が金に近いタングステンなどの金属に金メッキをほどこしたものや実際より高い純度を示す刻印を押したものなどが挙げられる。

トライロンPFSO室長によれば、全国の警察署に届け出のあったニセ金製品事件は2021~23年で2271件にのぼっており、年々増加傾向にある。また、過去3年間の被害は総額3500万バーツほどに上るという。

関係筋によれば、中国系の人々は金製品を非常に好むとされているが、昔から慶事に金製品を贈答したり、購入したりする習慣があることや紙幣などと違って安全で価値があまり変動せず、容易に持ち運びできる資産として評価が高いことなどがその理由とのことだ。

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