月5000バーツの新型コロナ給付金受け取れず女性が財務省前で殺鼠剤飲む
タイ政府は新型コロナウイルス感染拡大で経済的打撃を受けた人々を支援すべく1人当たり5000バーツを給付することにしたが、4月27日、給付金を受け取れなかった女性(59)が財務省前でペレット状の殺鼠剤を飲み込んで最寄りの病院に緊急搬送される騒ぎがあった。
女性は財務省のホームページから給付金を受け取るための登録をしようとしたものの、できなかったことから、農薬を飲み込むという自殺行為に出たという。
タナコン財務事務次官によれば、財務省がチェックしたところ、バンコク都ワタナ区在住のこの女性は失業中で、給付金を受け取る資格のあることが判明。28日にも女性の銀行口座に5000バーツが振り込まれるとのことだ。