いたずら好きなロッブリの猿 当局が不妊作戦を行うも捕獲難航
中部ロッブリ県ムアン郡(県庁所在地)の遺跡に住み着いている猿が名物となっており、この猿を目当てに同地を訪れる観光客も少なくないが、その一方で、猿の数が年々増加し行動も大胆になっていることから地元民からの苦情も増えている。
このため、当局が毎年、猿を捕らえて不妊手術をする作戦を展開しており、今年も6月21日からスタートしている。作戦に携わっている天然資源環境省の職員によれば、猿の総数は1000頭あまりで、民家に入り込んで悪さをしたり、送電線にのぼったりして停電になることもあるという。また、猿は頭がよく、罠による捕獲にはいつも手こずっているとのことだ。