金価格高騰で金強盗が増加 デパート内店舗が襲われる タイ中部
中部ナコンサワン県で8月10日、タータコー郡のビッグCデパート内の金宝飾品店で銃のようなものを持った男に100万バーツ相当の金製品を奪われる事件があった。
店員によれば、午後4時ごろ、フルフェースのヘルメットをかぶった黒の長袖シャツとズボンの男が店内に入ってきて、白いポリ袋に包まれたライフルのようなものを店員に向け、持参した布製バッグに金製品を入れるよう指示。男は店員からバッグを受け取ると歩いてその場を去ったという。
防犯カメラに残されていた映像から犯行の一部始終が判明しているが、男の行動に無駄がないことなどから警察では計画的犯行とみている。男がピックアップトラックで逃走したことまではわかったが、その後の足取りはつかめていない。
現在、経済悪化が継続しているなか、金価格が高騰していることから金の窃盗・強盗事件が起きている。外出時は金の装飾品を身に着けないようにしたい。