チョンブリ県 中国人旅行者を強姦・強盗目的で襲った男を逮捕 逃走前に放火も
タイ東部チョンブリ県パタヤ市の近くで旅行者の中国人女性を襲った男(41)が2月20日午後9時ごろ、隣接するラヨン県の民家で逮捕された。容疑者は中国人女性(29)を林に連れ込んで強姦しようとしたほか、現金1万5000バーツと1500人民元を奪い、周りの草木に火をつけてから逃走した。
警察は被害女性の被害届提出を受け、防犯カメラの映像から容疑者の逃走先を突き止め身柄を拘束。容疑者の写真を被害女性に送り犯人であることを確認してからティップと名乗る容疑者を逮捕した。
警察によれば、被害女性は弟(19)と一緒にパタヤ市の近くからパタヤに戻るため道路沿いで公共輸送機関を待っていたところ、容疑者ともう1人の男がそれぞれオートバイに乗って近づいてきた。その後、「パタヤまで送る」という申し出を受け入れ女性と弟はそれぞれ別のオートバイに乗ったという。しかし、2台のオートバイはそれぞれ別の方角に進み、女性は約10キロほど行った人気のない林の中で強姦されかけたとのことだ。 容疑者は取り調べに対し、容疑をほぼ認めたが、「火を付けたのは殺害が目的ではない」と供述している。