ラヨン県では違法賭博場でコロナ感染拡大か 警察本部長は左遷
東部ラヨン県で新型コロナの集団感染が起きたが、その原因がムアン郡(県庁所在地)にあった違法賭博場での感染拡大とみられていることから、同県の警察本部長が左遷処分となった。スワット警察庁長官が12月28日、明らかにした。
違法賭博場については以前から地元警察が賄賂を受け取って見て見ぬふりをしているケースが多いとされているが、同本部長は、「(ムアン郡の)違法賭博場は以前からあったものではなく、その存在を知らなかった」と釈明しているという。
なお、ラヨン県の新型粉炉感染者数は28日時点で合計151人となっている。