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野生象に襲われてキャンプ中の男性死亡 カオヤイ国立公園

東北部ナコンラチャシマ県からの報道によれば、1月15日午前2時ごろ、カオヤイ国立公園内にテントを張ってその中で寝ていた男性(80)が野生象に踏みつけられるなどして死亡する事故が起きた。

警察によれば、サムットプラカン県在住のこの男性はナコンラチャシマ県パクチョン郡とプラチンブリ県にまたがるキャンプ場にテントを設営していた。目撃談によれば、象は男性のテントの周りを歩き回ったあと、テントの上から男性を踏みつけてから男性を持ち上げ近くの樹木の方に放り投げたとのことだ。男性は即死。ほかのキャンプ客は命からがらキャンプ場から逃げ出したとのことだ。

男性がテントを張ったところはほかのテントから少し離れた場所で、男性はすぐ近くに車を停めていた。車内には大量の果物があったことから腹を空かした象が果物の臭いに惹かれてやって来たが、果物を食べられなかったことから腹を立ててテントを襲ったようだ。

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