ワクチン絡みの詐欺容疑で男を逮捕 「失業してカネに困っていた」
中部サラブリ県ケンコイ郡でこのほど、東北部ウドンタニ県で新型コロナワクチン絡みの詐欺を働いた容疑で逮捕状の出ていた男(26)が警察に逮捕された。
警察によれば、容疑者はウドンタニ県で医者を装い、「中国シノファーム製ワクチンを接種することができる」などと偽り地元民を騙したもので、複数人から被害届が提出されていた。被害者は約200人、被害総額は36万バーツあまりにのぼるという。
容疑者は取り調べに対し、「失業して金に困っていた。簡単に稼げる方法はないかと考えてワクチンで人々を騙した」と容疑を認めている。