麻薬ネットワークメンバー3人を逮捕 ソイ・ナナを拠点に麻薬密売・人身売買
麻薬制圧委員会事務所(ONCB)は3月11日、米国からのコカイン5.4キロが密輸されたことに関連してスワンナプーム空港で西アフリカの麻薬ネットワークメンバーとみられる3人を逮捕したと発表した。
コカインは衣類の入った荷物の中に隠されており、この荷物を受け取りに来た3人が関係当局の協力によって捕らえられた。パナラットONCB事務局長は、「逮捕された容疑者3人は、バンコクのスクムビット・ソイ4(ソイ・ナナ)を拠点に麻薬取引などの犯罪に関わっていた西アフリカ麻薬組織の構成員。ONCBは約1カ月前からソイ・ナナで麻薬犯罪などの取り締まりに力を入れており、その結果、3人が逮捕されることになった」と説明している。
組織メンバーはソイ・ナナの遊興施設で麻薬を密売し、人身売買などの犯罪にも関わっていたとみられている。