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治安当局がタイからマレーシアへの覚醒剤大量密輸を阻止

210キロに及ぶ粉末状覚醒剤をマレーシアに密輸出しようとした女がバンコクで逮捕された。摘発したのは麻薬制圧委員会事務所(ONCB)など関係当局のメンバーで構成される部門「SITF」。ウィチャイONCB事務局長によれば、「18個のソファと10個の大型木枠の中に大量の覚醒剤の粉末を隠してマレーシアに密輸しようとしている者がいる」との情報提供を受けて捜査を開始。その後、中部サムットプラカン県出身の女が関与していることをつかみ、この女をクロントイ港で逮捕した。女は取り調べに対し、3万5000バーツでマレーシアへの覚醒剤密輸を頼まれたと自供している。

なお、同事務局長によれば、違法薬物の密輸では、自動車のエンジンやカーアクセサリーの荷物に紛れ込ませる手口が多いという。

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