チャンタブリ県　象に襲われ死亡した者　11月は５人

東部チャンタブリ県ケーンハーンメーオ郡で11月27日、森の中で男性（54）が死亡しているのが見つかった。付近では野生象２頭が目撃されており、現場の状況から男性は象に襲われて死亡したものとみられている。

県防災事務所によれば、今年に入り県内で象に襲われ死亡したとみられるのは８人で、11月に限定した場合は５人となっている。先に遺体で見つかった男性は隣県から仲間数人とチャンタブリ県に来て森の中で箒の作るための材料を集めていたもので、仲間らは男性の悲鳴を聞いてその場から逃げ出し、しばらくして戻ってみると、男性が倒れて死んでおり、衣類も複数か所破れていたという。同事務所によれば、今は象の発情期で気が立っていて危険とのことだ。