密猟のタイ建設最大手社長に実刑 禁錮3年2カ月
タイの最高裁判所は12月8日、2018年にタイ西部のカンチャナブリ、ターク両県にまたがるトゥンヤイナレスワン野生生物保護区内で密猟したとして、建設最大手イタリアンタイ・デベロップメント社のプレムチャイ社長(66)に禁錮3年2カ月の有罪判決を言い渡した。また、一緒に密猟をしたとされる同社長の運転手など男2人(68、59)にはそれぞれ禁錮3年5カ月、同3年9カ月の有罪判決が下された。
最高裁はさらに、密猟によって野生生物保護区が受けた被害について3人に200万バーツの損害賠償を命じた控訴裁判所(日本の高等裁判所に相当)の判決を支持する判断を示した。