タイ南部クラビ県の刑務所で2回に及ぶ暴動 コロナ感染増に受刑者反発
南部クラビ県のクラビ刑務所では12月16日午後10時ごろ、暴動が発生したが、それから約20時間後の17日夜、再び暴動が起き受刑者による放火で刑務所内の建物が燃える事態となった。刑務所には約100人からなる警官隊が動員され、暴動の制圧に当たった。
関係筋によれば、刑務所内で新型コロナの感染が続いていることから受刑者が管理側の対応に反発し脱獄を試みたことが暴動に発展したとのことだ。クラビ刑務所に収容されている受刑者2159人のうち約300人が新型コロナに感染していたという。